群青リフレクション4巻のネタバレ・感想!心晴と漣が両想いに…?

作品名:群青リフレクション4巻

作者:酒井まゆ

ジャンル:高校生、芸能界、恋愛

 

 

 

群青リフレクション4巻 あらすじ

ドラマ「最果ての序曲(プレリュード)」の撮影に入った心晴と漣。2人は人気高校生女優「高瀬アイリ」と人気アイドル遼雅(りょうが)と初共演をはたす。高瀬アイリは優しい漣を気に入り、アプローチをかける。心晴はアイリと漣を見て心のもやもやを感じるが、その違和感が何かが分からず困惑する。そんな中で、アイリと漣のキスシーンの撮影が始まり、更に心晴も人気アイドル遼雅(りょうが)とのキスシーンが決定する。

 

群青リフレクション4巻 漣とアイリのキスシーンに悩む心晴

ドラマ「最果ての序曲(プレリュード)」の撮影に挑んでいる、心晴と漣。ドラマの主演女優は国民的美少女「高瀬アイリ」、主演男優は人気アイドル「遼雅(りょうが)」だった。

 

「最果ての序曲(プレリュード)」では、アイリを遼雅と漣が奪い合う役だった。撮影が始まって主演同士のアイリと遼雅は不穏な空気を出しており、口喧嘩が絶えなかった。そんな中、アイリは優しい漣を気に入り、心晴はもやもやが絶えない。

 

心晴は漣への恋心に気付いておらず、何故漣とあいりを見てもやもやするのか、分からなかった。

 

そして漣とアイリのキスシーンの撮影が始まる。監督は漣に「感情をこめてキスをして」と指示を出す。漣はアイリに深いキスをし、周りをドキドキさせる。

 

心晴はしゃがみ込み、心の違和感を感じていた。心晴(景ちゃんのキスシーンは、何も感じなかったのに…)

 

群青リフレクション4巻 心晴が漣への恋心に気付く

心晴と遼雅にも、監督の希望でキスシーンが盛り込まれることとなった。心晴はキスをしたことがなく、心の整理がつかない。

 

心晴(初めてのキスは好きな人としたかった)

うつむく心晴に漣はポンッと頭を撫でる

 

心晴「漣君だったらよかったのに」

心晴は心の声が漏れ出してしまう。驚く漣に心晴は「漣くんだったら知ってる人だし」と慌てて言い訳をする。

 

漣「俺のこと好きなの?」

漣は微笑みながら心晴に聞く。心晴は漣の言葉で、漣を好きだと自覚する。心晴はこの勢いで漣に「好き」と伝えようとするも、遼雅とアイリによって遮られる。

 

群青リフレクション4巻 遼雅とアイリの本当の関係 

撮影中に喧嘩が絶えなかったアイリと遼雅。2人の本当の関係は「元恋人」だった。遼雅が人気アイドルになる前、遼雅とアイリは交際を始めた。アイリは既に人気女優となっており、遼雅はアイリとの格差に悩む。

 

遼雅はアイリと自分は釣り合わないと決めつけ、自信を失う。そして、アイリに一方的に別れを告げた。

 

心晴は「遼雅とアイリはまだ好き同士なのは?」と感じ、どうにかしてあげたいと思う。漣は心晴に「首を突っ込むな」と忠告するも、心晴は我慢出来なかった。

 

心晴は偶然、遼雅と2人きりになった。心晴は遼雅に何故別れたのかを聞いた。遼雅は自分に自信が無く、人気になったのも運が良かったと決めつけていた。

 

心晴は「遼雅は見えない所で頑張って来た、だから人気になったんだ」と笑顔で伝える。遼雅は真っ直ぐで優しい心晴の笑顔に心が揺れた。そして心晴に「キスの練習してみる?」と迫る。

 

心晴は遼雅の意図(いと)に気付いておらず、「わたし、好きな人がいるの」「全然釣り合ってないけど、いつか追いつきたい。頑張るしかないよね」と言う。

 

漣は心晴と遼雅の会話をドアの外で聞いていた。

 

 

 

群青リフレクション4巻 漣と心晴がついにキスをする…

心晴と遼雅のキスシーンが始まる。しかし心晴は緊張と不安からかたまってしまい、撮影が進まない。みかねたベテラン女優渋沢(しぶさわ)が心晴を休憩に行かせた。

 

うずくまる心晴のそばに漣が寄り添う。

漣「いつか追いつくつもりなら、こんなとこで立ち止まってる場合か…」

漣は心晴と遼雅の会話を持ち出した。心晴は漣に「好きな人の話」を聞かれていたことを知る。

 

心晴「れんくん、もし嫌じゃなかったら、キスして欲しい。この後どんな仕事がきても、頑張れるから…」

 

漣は心晴にキスをする。

 

漣「がんばれそう?」 心晴「うん!」

漣は心晴にもう一度キスをし、心晴は(漣が大好きだ)と心の中で呟いた。

 

その後、心晴は無事にキスシーンを撮り終えた。そしてドラマも無事に撮影が終わる。心晴は漣のキスは本当に「応援の意味だけだったのか」と考えていた。

 

そして、ドラマのラストシーンの撮影がきっかけで遼雅とアイリのわだかまりが溶け、心が通じあった。心晴は2人を微笑ましそうに見て、漣は意味ありげな顔をして見ていた。

 

群青リフレクション4巻 心晴が漣に告白

心晴と漣はドラマの撮影が終わり、一緒に帰り道を歩いていた。心晴は、漣は迎えの車が来ていたはずなのに、一緒に帰ってくれることを喜んでいた。

 

心晴は漣に「遼雅とアイリのような仕事を共有できるカップルは素敵だ」と話していた。

 

そして心晴は漣に「わたしも漣くんと、そんな関係になりたいと思う」と勇気を振り絞って伝えた。

 

心晴「漣くんはどう思う?」

心晴は緊張と不安で漣の顔を見る事が出来ない。

 

漣「朝起きて晴れてると、心晴を思い出して会いたくなる。好きだよ。」

心晴は顔を上げ、漣に抱き着く。漣は心晴を受け止めて、優しくキスをした。

 

心晴は漣が自分を好きだと思うと嬉しさがあふれ、何度も漣が自分を好きだと口にする。舞い上がる心晴は景に伝えようとし、漣は交際のことは誰にも言ってはいけないと心晴を止めた。

 

翌日、漣は学校で景と2人で話す。

漣は景に「ごめん」と謝った。漣は景を「応援する」と言いながらも、心晴を好きになり付き合った。景は漣に殴りかかろうとするも自分を抑え込み「大事にしてあげて」と言った。

 

そして心晴と漣と景に新しい知らせが舞い込む。

 それは、氷上監督が心晴と漣と景を指名し、新しいドラマを撮影すると発表したことだった。

 

 群青リフレクション5巻のネタバレはこちら

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