龍王の寵愛3巻のネタバレ・感想

作品タイトル:龍王の寵愛3巻

収録話:第4話~第5話

作者:松元陽

原作:涼原カンナ

ジャンル:恋愛、中国歴史系

 

龍王の寵愛は、歴史系恋愛漫画をお探しの方にピッタリ。男女共に楽しめる恋愛漫画になっていますよ♪

 

 

 

 

登場人物

蒼影(そうえい)

野蛮と言われる国、北燕(ほくえん)の王。病気の父に代わり王を務める。玉葉に一目ぼれし、敵対していた東華国と和睦を結ぶ。玉葉が自分の元を離れ、東華国に帰ることを恐れている。

 

玉葉(ぎょくよう)

東華国(とうかこく)の姫。北燕と和睦を結ぶために蒼影に嫁いだ。故郷に帰りたいという気持ちを抑えながら、北燕の暮らしや王の妻としての在り方を学ぼうとする。

 

藍影(らんえい)

蒼影の異母兄弟。東華国と裏で繋がるなど、秘密が多い人物。蒼影とは不仲であり、お互いに信頼をしていない。玉葉に興味があり、東華国を餌に玉葉を動かそうとする。

 

龍王の寵愛3巻のネタバレを含む感想です

 

龍王の寵愛3巻 第4話

 

婚礼の日を向かえた玉葉(ぎょくよう)と蒼影(そうえい)

玉葉はついにこの日が来たと頬を染める。

 

玉葉は婚礼の準備が進む中、一人天幕の中で兄からの手紙に目を通し、婚約によって和平が結ばれた事を知り、祖国の東華(とうか)へは戻れないと涙ながらに現実を受け止める。

 

すると外から玉葉を呼ぶ声が聞こえた。どうやら婚礼の準備が整ったようだ。

外へ出ると、蒼影が玉葉を待っていた。そして蒼影は玉葉の目に涙が浮かんでいるのを見ると、優しく頬を撫でながら綺麗だと言った。

 

婚礼の儀式は順調に進み、終盤に差し掛かった。

その時、蒼影の異母兄弟「藍影(らんえい)」が現れた。玉葉と蒼影にお祝いの言葉を述べたが、不敵な笑みを浮かべている。藍影は玉葉に、北燕(ほくえん)に嫁ぐことに同情し、「蒼影の身体に刻まれたもの」を見ると、婚礼の喜びも打ち砕けると意味深な言葉を残した。

 

蒼影と藍影には確執があった。

藍影の母は血統が良く、藍影が王になる予定だった。しかし、王が後継ぎに指名したのは蒼影だった。

 

玉葉が蒼影と藍影のことを考えていると、東華国から使者が来ていると伝えられる。東華国の使者とは、兄の秘書官だった。使者の秘書官は今宵も宜しくと言って去っていった。玉葉は今宵という言葉に疑問を持ったが、兄を恋しく思う気持ちに掻き消された。

 

そして夜…玉葉と蒼影は寝室に居た。

玉葉は婚礼の儀の疲れから浅い眠りについていた。ふと目を覚ますと、蒼影が寝ている玉葉を見ていた。

 

蒼影は玉葉が目を覚ましたと気づくと、「夫より先に寝るとは」と冗談交じりに言い、玉葉に労いの言葉をかけた。玉葉は蒼影に先に寝てしまったことを謝り、玉葉は蒼影の腕の中へ座る。

 

玉葉は背後に違和感を覚え振り返ると、東華国の使者(兄の秘書官)と北燕の使者が立っていた。玉葉は、婚礼の日の寝室に入って来るとは無礼だと訴え、使者を追い出そうとする。

 

しかし蒼影は、使者を留まらせ、これは北燕の風習だと説明した。北燕では王族が結ばれたことを証明するために、夫婦の営みの声を使者に聞かせる風習がある。

 

玉葉はそのような恥ずかしい行為は出来ないと拒否をしたが、蒼影はお構いなしに玉葉にキスをする。蒼影は玉葉にキスをしながら、自分も妻の声を他人に聞かせたくないと言う。

 

玉葉は蒼影を拒むも、成す術は無かった。

 

龍王の寵愛3巻 第4話 感想

第4話で蒼影の弟が登場。表面的には優しそうですが裏が深そうな人物です。蒼影は玉葉が大好きな様子。玉葉はそうでもなさそうですが…。これから2人の関係どのように進展していくのか、楽しみですね!

 

 

 

龍王の寵愛3巻 第5話

玉葉は蒼影を拒もうとするが、蒼影は止まらない。蒼影は、玉葉が東華国に帰れなくするためにも、使者に声を聞かせて夫婦になったことを認めさせると言う。

 

玉葉は声が漏れないよう必死に堪えるが、身体が反応してしまう。

 

蒼影は玉葉に自分を求めて安心させてほしいと切ない表情を見せる。そして玉葉に「北燕で一緒に生きていくこと」を確認するためにも、堪えずに声を聞かせて欲しいと言う。

 

玉葉は、和平のために自分の感情を捨てることを決意し、蒼影に思うままに抱かれることにする。

 

翌日、玉葉は大きなあくびをしていた。そして昨晩の蒼影を思い出し、一人赤面する。

 

そして兄の秘書官である東国の使者に別れの挨拶に行くこととなる。

 

龍王の寵愛3巻 第5話 感想

政治のために自分の意志を捨てた玉葉。少し悲しいですね。蒼影は、玉葉を想っているけど全然伝わっていません。玉葉は芯が強い女性でかなりの頑固者。今後の蒼影と玉葉から目が離せません!

 

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