作品名:僕の家においで Wedding1巻
作者:優木なち
過去作:僕の家においで
ジャンル:恋愛、高校生、同棲
僕の家においでWedding 1巻1話のネタバレ
デザイン専門学校に通う学生、帰山美玲(18歳)。
美玲の家は昔から貧乏で、何でも手作りする生活を送って来た。そんな美玲は、手先が器用で物作りが好きなため、デザインの学校に進学した。
元貧乏少女「帰山美玲」の専門学校生活1日目、美玲は先生に「作品が貧乏くさい」と一喝されていた。
そして放課後、美玲は同級生達から「おごるからパンケーキを食べに行こう」と誘われていた。しかし美玲は、どうしても外せない大切な予定があった。美玲は誘いを断ろうとするが、中々断り切れない。
すると、美玲と同級生の元に一台の高級車が現れた。
スーツを着た男性「おむかえにあがりました、ひめ」
美玲「真野(まの)さん!」
美玲の同級生は、突然現れた高級車と高級車の運転席から降りて来た、スーツのイケメン男性「真野」に困惑する。
真野「はじめまして、美玲の婚約者です」
真野は美玲の婚約者だと言い、周囲を驚かせる。更に美玲の同級生は真野を知っていると話し、真野は集英大学のミスターコン1位を獲得した有名人だと判明した。
現在真野は22歳の社会人、美玲は18歳の専門学生となった。2人は両親公認で交際しており、同棲中だ。
真野は美玲を車に乗せて、運転を出す。
真野「結婚式は父親がいくらでもお金をだすから、盛大にやっていいって。俺が父親の会社で全力で働くって条件付きなんだけど(笑)」
美玲「…!」
(真野さんは国宝級の美男子なのに、こんな私を大切にしてくれている)
真野と美玲は夏に挙げる挙式の打ち合わせに向かっていた。美玲は、イケメンで優しい真野と結婚できることを奇跡だと感じていた。
そして美玲と真野は、会場につき、ウェディングドレスを選んでいた。
美玲「ウェディングドレスは1着でいいです!」
真野「いっぱい着ていいんだよ!可愛い美玲ちゃんをいっぱい見たい」
美玲は真野に遠慮しながらも、ウェディングドレスを見ていた。そして美玲が一目で気に入ったドレスを見つけ、真野も美玲が好きな花があしらわれたドレスを気に入った。
しかし、
店員「お客様すみません、こちらのドレスは人気で予約が埋まっています」
真野「では、オーダーメイド作ってください」
美玲「!!!」
真野のまさかの言葉に美玲は驚き、店員は驚きながらも了承した。美玲はオーダーメイドのドレスは申し訳ないと言うが、真野はドレスを買えば着たまま帰れるから良いと言った。
真野「結婚式の夜はドレス着たまま帰ろう、そして最高に可愛い美玲ちゃんと一夜を過ごしたい」
美玲「そうですね(赤面)」
真野と美玲は3年間交際していながらも、一度も関係を持っていなかった。
翌日、美玲は友人にどうすれば男性を喜ばせられるのか、相談をしていた。美玲は夜の知識は図書館の本で学べるのかと詰め寄る。そして美玲は、友人から観た方が早いと言われ、DVDを観ると決意する。
そして美玲がDVDを借りに行くと、真野とばったり会ってしまった。そして真野が美玲の意図に気付き、家で一緒に観ようと誘う。
そして美玲は初めて行為を目の当たりにする。そこで美玲は「おしくらまんじゅうしているんですか?」と真野に問う。真野は驚きのあまりズッコケる。
美玲「(結婚式当日までに)勉強しておきます」
真野「DVDまで見てくれてありがとう。美玲ちゃんがお嫁に来てくれて、一生の愛を誓いあえることが一番嬉しいからね」
真野は焦る美玲に、結婚して一緒にいれることが幸せなんだと伝えた。
そして月日は流れ、結婚式当日
真野と美玲は、家族・友人・同僚、沢山の人達に祝福されながら入場する。真野は震えながら美玲の手を取り「想像以上に美玲が綺麗で緊張する」と伝える。
美玲は真野と出会った日を振り返る。自分は一生誰かを好きになることは無いと思っていた。
真野さんがわたしの人生を変えてくれた。これからはわたしの人生を真野さんに捧げます。
真野と美玲の結婚式は無事に終わった。
そして2人はホテルの部屋に戻り、抱きしめ合いながら、結婚の余韻に浸っていた。
感想
ついに結婚式を迎えた、美玲と真野。感動した読者も多かったのではないでしょうか。美玲が真野との出会いを振り返るシーンがとても良かったです。